今回ご紹介するのは、G様宅の、浴室・トイレリフォームです。
10年以上前に当社で石油給湯器をお取り替えくださってから、ことあるごとにご連絡をいただき、洗面台取替、白アリ予防工事、キッチン取替と、お世話になっていました。
今回は、G様のお母様が高齢で動きにくくなってきたため、
また、トイレやお風呂がとっても寒くてお母様がおつらそうだということで、今年1月にリフォームを決意されました。
なのでこのリフォームは、「寒くない」「動きやすい」がテーマです。
では、どうすればテーマに沿ったリフォームが完成するのか、経緯をご紹介します。
1.狭い空間をどう設計するか
写真をご覧ください。
危険防止にと取り付けられた便器両サイドの手すり。これが、狭い空間を、さらに狭く動きにくくしていました。
実際に、お母様にトイレに行くときの動きを再現してもらいました。
まず、扉をあける。次に、つかまるところがないので、手洗い用の洗面器(写真では扉にかくれて見えません)をつかんで奥の方に進んでいきます。そうしてやっと便器の手すりにたどりつくけれど、今度はくるっと方向転換して便座に座らないといけないので、両サイドの手すりが邪魔になり、とくに厚着をしている冬はとても動きにくそうです。
動きを介助するための手すりは、壁に取り付けたほうが、より力少なく立ち上がることができます。
上の図のように、便器に座ったとき、前方上方にある手すりをつかむと、つかんだ手を体に引き寄せるようにして、自然に、力少なく、立ち上がることができます。
また、今のトイレは出入口の幅も狭いですね。扉の取付方法を変えて、なるべく入口を広く取れるようにしましょう。
あと、床に小型のヒーターが置いてありますが、特にこのトイレは外壁に面しているため、壁、そして床下に断熱材を入れないと、いくらヒーターをつけても暖房は追いつきません。
以上のことを踏まえて設計したのが、以下の図面です。
入口のドアのところ、「え? これって、ドア?」と、図面ではちょっとわかりにくいですよね。
これはTOTOが開発した、狭い空間用のドアです。
イラストのように、立ち位置を移動することなくドアをあけられる優れものです。慣れるまでちょっと時間を要しますが、慣れたら動きがらくな上、限られた空間をとても有効に使えるんですよ。
以下が、そのドアを半分あけた状態です。このまま右側に全開させれば、トイレ側も廊下側も扉が邪魔になることなく、広く使えます。
そしてもう一つのテーマ、
2.寒くない
以前のトイレは壁も床もタイル張りで、よけいに寒々しく感じます。
壁と床のタイルを剥がして、断熱材をイレ、床の出入口はバリアフリーに。
とてもきれいになりました。
ここでぜひ皆様にご紹介したいのは、トイレの床材。
過去の施工事例でも何度かご紹介していますが、非常に美しく、耐久性も良いことから、テイキング・ワンのトイレリフォームでは100%、この床材を使用しています。
その名も「ハピアフロア トイレタフ」
床材の表面が大理石模様みたいでステキでしょう?
色柄も豊富で、目地が少ないから尿漏れなどあっても目地内部にしみこむことなく、トイレ特有の酸っぱいニオイが発生しにくいんですよ。
なにより、お手入れ簡単なのがいいですね。
モップでささっと。
もうひとつ紹介したいのが、リビングにも水がかり場所にも使える「エクオスロッゾ」という床材。
画像ではわかりにくいですが、手触りがさらっとしていて、マットな光沢が目にやさしい床材です。板材は固く、触れれば「いい床だな!」って、すぐにわかります。でも、そんなに高くないんですよ。しかもお手入れはワックス不要。
この床材もテイキング・ワンでは採用率ほぼ100%の人気商品です。
ということで、トイレ編はおしまいです。
次回、浴室編をおとどけしますので、お楽しみに。
※G様は以前から当社のブログをご覧いただいていて、
「お風呂やトイレがこんなにキレイになるんだったら、リフォームしたいなあ」って思っていてくださったそうです。
光栄です。
10年以上前に当社で石油給湯器をお取り替えくださってから、ことあるごとにご連絡をいただき、洗面台取替、白アリ予防工事、キッチン取替と、お世話になっていました。
今回は、G様のお母様が高齢で動きにくくなってきたため、
また、トイレやお風呂がとっても寒くてお母様がおつらそうだということで、今年1月にリフォームを決意されました。
なのでこのリフォームは、「寒くない」「動きやすい」がテーマです。
では、どうすればテーマに沿ったリフォームが完成するのか、経緯をご紹介します。
写真をご覧ください。
ビフォー
危険防止にと取り付けられた便器両サイドの手すり。これが、狭い空間を、さらに狭く動きにくくしていました。
実際に、お母様にトイレに行くときの動きを再現してもらいました。
まず、扉をあける。次に、つかまるところがないので、手洗い用の洗面器(写真では扉にかくれて見えません)をつかんで奥の方に進んでいきます。そうしてやっと便器の手すりにたどりつくけれど、今度はくるっと方向転換して便座に座らないといけないので、両サイドの手すりが邪魔になり、とくに厚着をしている冬はとても動きにくそうです。
動きを介助するための手すりは、壁に取り付けたほうが、より力少なく立ち上がることができます。
上の図のように、便器に座ったとき、前方上方にある手すりをつかむと、つかんだ手を体に引き寄せるようにして、自然に、力少なく、立ち上がることができます。
また、今のトイレは出入口の幅も狭いですね。扉の取付方法を変えて、なるべく入口を広く取れるようにしましょう。
あと、床に小型のヒーターが置いてありますが、特にこのトイレは外壁に面しているため、壁、そして床下に断熱材を入れないと、いくらヒーターをつけても暖房は追いつきません。
以上のことを踏まえて設計したのが、以下の図面です。
入口のドアのところ、「え? これって、ドア?」と、図面ではちょっとわかりにくいですよね。
これはTOTOが開発した、狭い空間用のドアです。
イラストのように、立ち位置を移動することなくドアをあけられる優れものです。慣れるまでちょっと時間を要しますが、慣れたら動きがらくな上、限られた空間をとても有効に使えるんですよ。
以下が、そのドアを半分あけた状態です。このまま右側に全開させれば、トイレ側も廊下側も扉が邪魔になることなく、広く使えます。
そしてもう一つのテーマ、
以前のトイレは壁も床もタイル張りで、よけいに寒々しく感じます。
壁と床のタイルを剥がして、断熱材をイレ、床の出入口はバリアフリーに。
とてもきれいになりました。
アフター
ここでぜひ皆様にご紹介したいのは、トイレの床材。
過去の施工事例でも何度かご紹介していますが、非常に美しく、耐久性も良いことから、テイキング・ワンのトイレリフォームでは100%、この床材を使用しています。
その名も「ハピアフロア トイレタフ」
床材の表面が大理石模様みたいでステキでしょう?
色柄も豊富で、目地が少ないから尿漏れなどあっても目地内部にしみこむことなく、トイレ特有の酸っぱいニオイが発生しにくいんですよ。
なにより、お手入れ簡単なのがいいですね。
モップでささっと。
もうひとつ紹介したいのが、リビングにも水がかり場所にも使える「エクオスロッゾ」という床材。
画像ではわかりにくいですが、手触りがさらっとしていて、マットな光沢が目にやさしい床材です。板材は固く、触れれば「いい床だな!」って、すぐにわかります。でも、そんなに高くないんですよ。しかもお手入れはワックス不要。
この床材もテイキング・ワンでは採用率ほぼ100%の人気商品です。
ということで、トイレ編はおしまいです。
次回、浴室編をおとどけしますので、お楽しみに。
※G様は以前から当社のブログをご覧いただいていて、
「お風呂やトイレがこんなにキレイになるんだったら、リフォームしたいなあ」って思っていてくださったそうです。
光栄です。
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