前回、トイレ編をUPしたときに、すぐに浴室編を書くつもりでしたが、別の記事をはさんでしまいました。
お待たせしました。G様邸の浴室リフォームです。
まずは完成写真をご覧下さい。
そして施工前写真が以下です。
どのお宅の浴室にも言えることですが、在来工法のタイルのお風呂は、本当に冷たくて暗い感じがします。
そして、浴槽の半分以上が土の中に埋まっているので、浴槽に張ったお湯が、冬場はあっというまに冷めてしまいます。
G様のお宅でも、すぐにさめてしまうお湯が悩みの種とおっしゃっていました。
忙しいG様は、帰宅されてすぐにお風呂を沸かすのですが、もちろん他の家事もたくさんあります。ちょっとほかのことに気をとられて入浴が遅くなると、もうお湯が冷めてしまっている。
追い焚きをしてもなかなか体が温まらないから、さっさと体を洗って、寒いまま浴室を出る。
「温かいお風呂でのびのびしてみたい」
という思いがずーっとあったそうです。
このたびお母様のためにトイレリフォームをすると決められたとき、TOTOのショールームでシステムバスサザナと出会い、その思いは急加速。
ついに長年の夢を実現されることになりました。
ただし、トイレと同様、ただ浴室を取り替えるだけでは使い勝手はあまり良くなりません。浴室と言えば脱衣所とは切っても切れない仲。
居室から脱衣所(洗面所)、そして浴室へと続く動線を、動きやすく安全にしなければ、せっかくお風呂が新しくなっても、いろいろな問題が残ったままになってしまいます。
そして浴室リフォームのときには、必ず既存のタイル壁をはがして断熱材を入れ替えます。タイル壁の中には水道管が埋め込まれていることが多いので、それもできるだけ根元でカットするようにしています。のちのち壁の内部で水漏れを起こす可能性がありますので、現在では壁の中に給水管を入れずに、床から立ち上げる工法が取られています。
話が少し逸れました。
居室→脱衣所→浴室 の動線のお話でしたね(^^)
最近では病院や老人施設は、出入口のほとんどが「引き戸」「片引き戸」となっています。ですので浴室入り口も、構造の許す限りは引き戸にしたいところです。
ただ、真ん中に構造上大切な柱が入っていたり、真上に2階の柱が乗っていたりすると、簡単に切ってしまうことはできないので、そういう場合はドア、もしくは折り戸でご提案することもあります。
リフォームですので、このあたりは新築とちがって、なんでも希望通りにできない場合があるというのが難しいところです。
G様邸の場合は、その点はクリアできました。
では、居室から脱衣所への入口はどうでしょうか。
今までは、ドアがなく、カーテンで仕切りをされていました。
なので、ここはアウトセット引き戸の登場となります。
アウトセット引き戸は、こんなふうに、ぽっかりと壁に空いた出入口空間をふさぐのには、もってこいのすぐれものです。
これだと壁をこわしたり枠を四方に付けたりという大がかりな作業を省いて便利な引き戸を付けられます。
ですので、G様邸にも採用しました。
これで、安心して脱衣所を利用できるようになりました。もちろん壁には浴室まで続く手すりも付いています。
ちょっとエアコンの工事中だったのでホースとかいろんなものが見えちゃってますが、ごらんのように、脱衣所の床は、クッションシートだったものを水まわりに強い床材に取り替えました。
G様とのおつきあいは長いのですが、以前から「脱衣所の床がブカブカする」とおっしゃっていました。
湿気が多かったのでしょう。古い床をはいで、傷んだ下地も取り替えて、トイレと同じように床下に断熱材をしっかり入れて新しい床材を貼りました。
これだけでもずいぶん寒気がおさまります。
これで脱衣所から浴室までの動線が、快適かつ安全、あたたかくなりました。
いかがでしたでしょうか。
最近、文章がやや長文化してきて、読みにくい部分も多々あったと思いますが、こういう施工事例を書いていると、当時を思い出してどうしても熱く語りがちになります。
数日して推敲したりしてますので、また読みにいらしてください。
G様、夏になりましたが快適にお過ごしでしょうか。
ありがとうございました。
お待たせしました。G様邸の浴室リフォームです。
まずは完成写真をご覧下さい。
アフター
そして施工前写真が以下です。
ビフォー
どのお宅の浴室にも言えることですが、在来工法のタイルのお風呂は、本当に冷たくて暗い感じがします。
そして、浴槽の半分以上が土の中に埋まっているので、浴槽に張ったお湯が、冬場はあっというまに冷めてしまいます。
G様のお宅でも、すぐにさめてしまうお湯が悩みの種とおっしゃっていました。
忙しいG様は、帰宅されてすぐにお風呂を沸かすのですが、もちろん他の家事もたくさんあります。ちょっとほかのことに気をとられて入浴が遅くなると、もうお湯が冷めてしまっている。
追い焚きをしてもなかなか体が温まらないから、さっさと体を洗って、寒いまま浴室を出る。
「温かいお風呂でのびのびしてみたい」
という思いがずーっとあったそうです。
このたびお母様のためにトイレリフォームをすると決められたとき、TOTOのショールームでシステムバスサザナと出会い、その思いは急加速。
ついに長年の夢を実現されることになりました。
ただし、トイレと同様、ただ浴室を取り替えるだけでは使い勝手はあまり良くなりません。浴室と言えば脱衣所とは切っても切れない仲。
居室から脱衣所(洗面所)、そして浴室へと続く動線を、動きやすく安全にしなければ、せっかくお風呂が新しくなっても、いろいろな問題が残ったままになってしまいます。
そして浴室リフォームのときには、必ず既存のタイル壁をはがして断熱材を入れ替えます。タイル壁の中には水道管が埋め込まれていることが多いので、それもできるだけ根元でカットするようにしています。のちのち壁の内部で水漏れを起こす可能性がありますので、現在では壁の中に給水管を入れずに、床から立ち上げる工法が取られています。
話が少し逸れました。
居室→脱衣所→浴室 の動線のお話でしたね(^^)
最近では病院や老人施設は、出入口のほとんどが「引き戸」「片引き戸」となっています。ですので浴室入り口も、構造の許す限りは引き戸にしたいところです。
ただ、真ん中に構造上大切な柱が入っていたり、真上に2階の柱が乗っていたりすると、簡単に切ってしまうことはできないので、そういう場合はドア、もしくは折り戸でご提案することもあります。
リフォームですので、このあたりは新築とちがって、なんでも希望通りにできない場合があるというのが難しいところです。
G様邸の場合は、その点はクリアできました。
では、居室から脱衣所への入口はどうでしょうか。
今までは、ドアがなく、カーテンで仕切りをされていました。
なので、ここはアウトセット引き戸の登場となります。
アウトセット引き戸は、こんなふうに、ぽっかりと壁に空いた出入口空間をふさぐのには、もってこいのすぐれものです。
これだと壁をこわしたり枠を四方に付けたりという大がかりな作業を省いて便利な引き戸を付けられます。
ですので、G様邸にも採用しました。
これで、安心して脱衣所を利用できるようになりました。もちろん壁には浴室まで続く手すりも付いています。
ちょっとエアコンの工事中だったのでホースとかいろんなものが見えちゃってますが、ごらんのように、脱衣所の床は、クッションシートだったものを水まわりに強い床材に取り替えました。
G様とのおつきあいは長いのですが、以前から「脱衣所の床がブカブカする」とおっしゃっていました。
湿気が多かったのでしょう。古い床をはいで、傷んだ下地も取り替えて、トイレと同じように床下に断熱材をしっかり入れて新しい床材を貼りました。
これだけでもずいぶん寒気がおさまります。
これで脱衣所から浴室までの動線が、快適かつ安全、あたたかくなりました。
いかがでしたでしょうか。
最近、文章がやや長文化してきて、読みにくい部分も多々あったと思いますが、こういう施工事例を書いていると、当時を思い出してどうしても熱く語りがちになります。
数日して推敲したりしてますので、また読みにいらしてください。
G様、夏になりましたが快適にお過ごしでしょうか。
ありがとうございました。
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