石綿含有建材の(リフォーム工事現場)事前調査
石綿含有建材のリフォーム現場 事前調査(同行)を承っています。
(ご希望の方には調査・報告のサポート実施 ⇩関連ブログ記事)
http://www.taking-one.com/topics/archives/124
1現場22,000円プラス交通費5,000~(調査地域:九州7県、山口県)
詳細ページ⇩
http://www.taking-one.com/asbestos
工事事業者の方へ
自社で事前調査や電子報告をしたい!という会社さまは、
以下の説明動画をご覧ください。
※アンケートの応募は終わりました。
消費者の方へ まずはこのチラシをご覧ください。

建物所有者用石綿チラシ
令和4年4月1日以降に着工するリフォーム工事で100万円を超えるものは、リフォームで扱う部位の建材に石綿(アスベスト)が含まれているかどうかを事前に調査し、専用のポータルサイトで報告する義必要があります。
また、事前調査の結果、リフォーム前の壁や天井、床材等に石綿が含まれていることがわかった場合は、リフォーム工事で解体などをする際に、石綿が飛び散らないよう適切な施工、廃材の処分をしなくてはなりません。
石綿(アスベスト)とは?
石綿(アスベスト)と聞くと、多くのみなさまが思い浮かべるのは、以下のようなイメージ画像ではないでしょうか。
「アスベストって、工場や倉庫みたいな大きな建物の鉄骨やダクトまわりに吹き付けたようなもの」という認識です。
ですが、平成18年に禁止される以前の一般的な住宅建材のいたるものに、アスベストは混入されている可能性があるのです。
びっくり!!
たとえば、日常何気なく見ている家の中のこんな素材にもアスベストは含まれています。

リフォーム工事のときにこれら石綿を含んでいる建材を切ったり破ったりしたら、ウイルスより細かい粒子の石綿が空気中に飛散して、肺の中に入り込み、20年といわれる潜伏期間を経て肺がんや中皮腫を発症する「おそれ」があるのです。
・・・
2度びっくり!!
ですよね。
これからは、リフォーム工事を発注する消費者の皆様も、そしてリフォーム工事を請け負う工事施工者様も、みんなでそんな恐ろしい健康被害が発症しないように法令を遵守しなくちゃいけないですよ、というのが
「石綿の事前調査結果の報告義務および石綿を含む建材の適切な処置と廃棄処分」
となります。
なんでもかんでも値上がりして、おまけにリフォーム工事で調査費用や撤去費用までかかるようになるなんて、
「いったい何を考えてるの!」
と、あきれてしまう方もいらっしゃっるかもしれません。
でも、それで知らんふりを決め込めるほど、日本人は廃れていません。
「起きてしまったことは仕方がない。負の遺産を次の世代に残したままにはしておけないよね」
と考えられる方も多いと思います。
石綿予防の法令は、
・リフォーム工事を実施する建築主(家の所有者等)が、解体工事等で石綿の粉塵を吸い込むことがないよう予防する
・おなじく、現場の作業員が吸い込むことを予防する
・建築主等が、自己の所有する建物の状況を把握する
などによって、今後の石綿被害を無くしていこうというものです。
事前調査の結果は工事現場に掲示することが必要です
新築の現場などには、フェンスや柵などに、たくさんの表示板が掲げられていますよね。
リフォーム現場でもこれからは、石綿事前調査を実施したことを、あんな感じの表示板にして現場に掲げることが必要です。
リフォーム事業者も、ただでさえ現場でのコロナ対策に頭を悩ませているところを、さらに石綿にも配慮して
・調査
・報告
・掲示板
・石綿対策用防塵マスク
・石綿含有建材を湿潤状態にしてからの解体、切り出し作業
・石綿含有建材専用の産業廃棄物マニフェスト管理
・工事後検査
・・・・・・・・・・・
と、しなければならないことがすっごく増えます。
これからはますます、
リフォーム工事事業者とお施主様との信頼関係が必要とされる時代になります。
お施主様家族や、工事に携わる作業員が、リフォーム工事による健康被害を受けないように配慮できる工事会社を選び、新しい法令に則して必要となる費用については双方が負担する、そんな理想的な関係を築いてください。
石綿含有建材調査者 田篭 武彦
【福岡県の木造住宅インスペクション・リノベーション・補助金リフォーム・耐震診断・中古住宅フラット35リノベ・適合証明等】【減税・増改築等工事証明書】【補助金申請サポート・木造住宅設計】
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